平成18年8月   東京金銀器工業協同組合
組合ホールマーク打刻に関する目的と規約

「東京銀器」の組合員が製作する金、銀器製品を対象に、組合ホールマークと製造者マークの刻印を打刻する制度とは、次に揚げる目的で実行するものであります。

目 的

1、従来の金、銀、プラチナ等品質表示と共にこの打刻制度によってより製品の信用を高めるため。

2、一般消費者がより安心して信用ある金銀器を求められるようにするため。

3、製造責任者のマークを打刻することにより、責任を明確にしてより良い製品作りに努めるため。

4、この制度を実行することにより、東京銀器のブランドが一般に広く認知され、東京銀器の信用を確立して、業界の発展につなげるため。

5、この制度の存在により、業界の、影響力の向上をねらい、組合員の価値そのものを高めるため。

この制度は組合が各事業所に強制するものではありません。取引内容に伴い、必要に応じて実行することになります。
以上の打刻制度の導入により、製造者によって問題が生じた場合には、当組合が責任を負うものではなく、以下の規約を作成する事によって、打刻制度の運用を円滑にするものであります。

規 約

1、 組合マークと並べて製造責任者のマークを打刻する事。

2、 製造者マークについては各事業所で作成した物。

3、 各事業所の製造者マークについては必ず組合に登録すること。

4、 当組合は、製造者マーク1種類に付き、登録料2000円を徴収し、証明書を発行するとともに、そのマークを刻印したプレートを保管し、管理 する。

5、 製造責任者を明確にする為、組合ホールマークのみを、打刻する事を禁じる。